ガソリンの暫定税率を廃止するための法案がきょう午前、参院本会議で可決・成立した。ガソリン1Lあたり25.1円の暫定税率が廃止され、来年4月1日には軽油の暫定税率も廃止される。ガソリンの暫定税率は1974年に「一時的な措置」で導入されて以降、51年間維持されてきた。政府はすでに急な価格変動による混乱を防ぐため、補助金の増額を進めていて、来月11日には暫定税率廃止と同水準の価格引き下げ効果が見込まれる。廃止に伴う新たな財源の確保について与野党は約1年をめどに結論を得るとしている。
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