きょうの注目記事は「100年前のフェイク画像 関東大震災でも拡散したデマ」。1923年の関東大震災では、新聞に掲載された被災地の写真に炎の画像を合成したものが絵はがきに使われて広く販売され、のちに合成写真と判明した。その他の合成写真の情報とともに2018年に論文として発表され、写真のねつ造や改ざんが横行していたと指摘された。当時の報道機関の内部には、災害などをより端的に表現した写真を求める「無いものねだり」の風潮があったと指摘している。他にもデマの拡散については、災害時には自分の不安や恐怖を解消するために不確かな情報を信じて伝える習性が生まれると指摘されている。