いとうは「東北の被災3県をまわって被災者にインタビューを続けていた。ある町が津波を東日本大震災で受けたが、地震があったら必ず全員逃げることを何十年も続けていたから、1人も死ななかった。知っていることはものすごいパワーになる」と話した。竹谷は「メキシコの例でも体験してハザードマップを作ったり避難所を作ったりした。それをどう継続するか」と述べた。玉井は「日本人は日本で地震があることを目に触れるきっかけがある。もし来たときに対応できる知識を身に着けておくのは自分だけでなく身の回りの人の命を守ることにつながる」と述べた。いとうは「文化にすることで、この代にはこなくても子どもの代に救いがくる。生き残った人たちは、できることは二度と繰り返さないことだという」と述べた。竹谷は「いろんな支援の中で、防災は一番日本の強みが生かせる。引き続き支援していきたい」と述べた。