東京都台東区の上野公園にある「上野大仏」は、高さ約2mの顔だけの大仏。今年で創建400年を迎えた寛永寺の本堂から10分ほど歩いたところにある。元々は全身があったが、1855年の安政の大地震で頭部が倒壊。修復されるが、1923年の関東大震災で顔の表面が剥がれ落ちた。修復するまもなく第2次世界大戦が勃発し、金属類回収令によって胴体だけ接収されたという。「これ以上落ちようがない」と、別名「合格大仏」と呼ばれているという。
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