下関市で建造が進む新捕鯨母船「関鯨丸」。従来の捕鯨母船とは一線を画した線形をしていて、甲板上には鯨を探すための大型ドローン用デッキが設けられている。鯨を引き上げるスリップウェーの傾斜を緩和したことで、ナガスクジラなど70t級の大型クジラも引き揚げ可能となった。船内も工場のようになっていて、獲ったクジラの解体が可能で衛生面も向上する。南極海まで到達可能な「関鯨丸」は商業捕鯨の中核として活躍が期待されている。
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