ここまで両リーグトップの8勝を挙げている阪神・才木浩人投手。才木投手は「結果だけ見たらだいぶいい、自分の中でピッチングがちゃんとできているのがでかい」と話した。持ち味は150キロ超えのストレート、落差のあるフォークボール。そこに新たな武器のカーブ・スライダーが加わったという。勝ち星に加え、圧巻なのがすでに3試合で挙げている完封勝利。才木投手は2017年、ドラフト3位で阪神に入団。2年目に6勝を挙げ、将来を期待されたが、右ひじを痛め、じん帯を修復する「トミージョン手術」を経験。一時は育成選手となった。必死にリハビリを続け、おととし復帰。去年のオフから取り組んでいる股関節のストレッチ。毎日続けて柔軟性を高めた中でピッチングに変化が生まれた。無理なく力強いボールを投げ込めるようになり、完封勝利の増加につながった。才木投手は「投げられなかった時に支えてくれた人たちの期待に応えたい」と話した。今シーズンの目標について、才木投手は「連覇に貢献したい、タイトルも取りたい」と話した。阪神vs.日本ハムの試合は先程終わり、2-1で阪神が勝利した。