プロ野球では、FA（フリーエージェント）の権利の行使を宣言できる期間がきょうまでとなり、注目の選手たちが決断。国内の移籍に限ったFAの権利を行使するソフトバンク・甲斐拓也選手は、「甲斐キャノン」と呼ばれる強肩を生かし、守りの要として4年ぶりのリーグ優勝に貢献。甲斐選手は「一度きりの権利だと思うし、大きな決断になると思うが、いろいろな話を聞いてみたい」と語った。阪神・大山悠輔選手もFAの権利行使を表明。今シーズン、得点圏打率はリーグ2位。勝負強いバッティングでチームを支えた。大山選手は「他球団からの評価を聞きたい」と語った。中日・福谷浩司投手もFAの権利を行使することになった。同じく中日・高橋周平選手、阪神・坂本誠志郎選手は、FAの権利を行使せず、残留することになった。