坂本勇人の名場面は9月23日の阪神戦。首位攻防戦に代打で登場し、意地の一打で優勝を手繰り寄せた。あのとき実は試合の早い段階で代打があると伝えられていたが、岡本・吉川がチャンスメイクしての打席となったのでざわついたなどと話した。そして優勝マジック1で迎えた広島戦で門脇のタイムリーで先制し、9回には坂本にも勝利を決定づけるタイムリーが飛び出し、球団創設90周年という節目の年にリーグ優勝を果たした。5年ぶりとなるビールかけについて、乾杯の挨拶をした岡本は緊張のため挨拶の前にビールを2本一気に飲んだなどと話した。