被災地では避難所での生活が長く続いており、専門家は寒さ対策として動かない空気層を作ることが断熱剤になり、そのために新聞紙やラップを丸めて服の中にいれる他、ダウンの素材のものは体温で温まり膨らみ温まるため薄い服を着て中の方に切ると良い等と話した。カイロがある場合ダウンのポケットにれてダウンを温めると良いという。避難所では床が冷えるため段ボールを下に敷き、段ボール箱の中に頭を入れて寝ることで冷たい風を防げる。災害時に乳幼児に新しいものを摂らせるのは負担が大きく、できるだけ普段通りの母乳やミルクを選ぶ必要がある。粉ミルクは必ず沸騰させたお湯などの70℃以上で殺菌しなければ菌が繁殖してしまい、カイロなどで中途半端に温めるとかえって菌が繁殖する危険がある。液体ミルクは常温で飲むことができるがアタッチメントは殺菌する必要があり、できない場合は紙コップなどを利用すると良い。