葛飾区新小岩地区は古くからの農村地帯で西新小岩地区5丁目は区画整理がされないまま宅地化が進んだ。高度経済成長時代には家が建ち住宅が密集。隙間が数十センチしかない場所もある。町会長の町山さんは町の現状に危機感を抱いている。この数年間、火事が相次いでいる。首都直下型地震があれば大惨事となる。道路の狭さもあり、消防活動の妨げとなっている。5丁目には約60か所に消火器が設置され、初期消火の徹底をはかっている。定期的な訓練も欠かせない。スタンドパイプの使い方も教わった。さらに区も協力して燃えない町作りを進めていて、道路を拡幅できる見込みになった。