今月ヴィッセル神戸は新たなシーズンに向けて始動。目指すはリーグ3連覇の快挙。練習を見守る芝英幸さん。クラブに勤めて25年、地元の自治体と連携した事業などを担当している。この日、選手たちに初めて伝えたことがあった。自身が大学2年生だったとき下宿先の神戸市灘区で経験した震災について。30年前初めての練習を予定していたヴィッセル。クラブの活動は復興作業から始まった。あの日の下宿先での行動を悔やんでも悔やみきれずにいる芝さん。入社後も震災と向き合えずにいたという。それでもチームがタイトルを獲得し、去年は2冠を達成。目標を次々に成し遂げていく姿に勇気をもらい震災と向き合う決心をしたという。
震災から30年を前に、芝さんは新たな決意をした。ヴィッセルの原点の記憶を伝えていく。クラブが市民とともに歩んだ復興の歴史や証言を残していく取り組みを始めた。業務の合間には関係者を訪ねて当時の記憶を聞き取っている。この日は、神戸市内の飲食店を訪ねた。加藤寛さん。当時はヴィッセルの育成責任者だった。店主の一色さんはクラブの通訳をつとめていた。“地域とともにクラブはある”ヴィッセルの原点にある想いを継承することが未来につながっていくと考えている。
震災から30年を前に、芝さんは新たな決意をした。ヴィッセルの原点の記憶を伝えていく。クラブが市民とともに歩んだ復興の歴史や証言を残していく取り組みを始めた。業務の合間には関係者を訪ねて当時の記憶を聞き取っている。この日は、神戸市内の飲食店を訪ねた。加藤寛さん。当時はヴィッセルの育成責任者だった。店主の一色さんはクラブの通訳をつとめていた。“地域とともにクラブはある”ヴィッセルの原点にある想いを継承することが未来につながっていくと考えている。