感震ブレーカーは一定以上の揺れを感知すると自動で電気を遮断する装置で、分電盤タイプ、コンセントタイプ、簡易タイプがある。阪神淡路大震災や東日本大震災では、出火原因が特定できたうち、半数以上が電気を原因としていて、去年修正された国の防災基本計画には感震ブレーカーの普及が位置づけられている。この感震ブレーカーの普及を進めるため、観音寺市は来月から新たに感震ブレーカーの購入・設置費用を補助する事業を始める。対象となるのは市内に住所があり、自宅に感震ブレーカーを購入・設置する人で、1万円を上限に購入・設置にかかった費用の3分の2を補助する。観音寺市によると、県内ではさぬき市でも来月から同様の補助制度が始まるという。