今年の防衛白書がけさの閣議で報告された。中国の軍事活動が活発化する中、中台間の軍事的緊張が高まる可能性も否定できない状況との認識が初めて記載された。防衛白書では去年8月の台湾の政治日程に合わせた中国の軍事演習について「対台湾侵攻作戦の一部が演練された可能性がある」と言及したうえで「中国側の軍事活動の活発化により中台間の軍事的緊張が高まる可能性も否定できない状況」との認識が初めて記載された。北朝鮮については「質的な意味での核・ミサイル能力の向上について注力している」との評価が初めて言及された。
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