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「防衛省」 のテレビ露出情報

山和証券・元トレーダー志田憲太郎の解説。重工業大手3社は三菱重工業、川崎重工業、IHI。各社防衛関連や航空機関連だけでなく発電所やプラントなどのインフラ関連、産業用機械など多岐にわたる事業内容。売り上げは三菱重工業がおよそ5兆円。経常利益は3社が参加している航空機向けの国際共同開発エンジンに異物混入があった問題で検査や整備のために約1兆円の損失が発生した。出資比率に応じて各社は損失を一括計上している。IHIはおよそ1600億円、川崎重工業が580億円、三菱重工業は約200億円。IHIは赤字転落した一方で三菱重工業の影響は相対的に軽微であった。増益率は三菱重工は4.7%、川崎重工業は3.4倍、IHIは黒字転換のV字回復。2023年3月期と今期の会社予想の増益率を比較すると三菱重工業が73%、川崎重工業が56%、IHIが34%。直近2年間の株価では三菱重工業が約2.4倍、川崎重工業が約61%上昇、IHIは約5%の上昇。今期の会社予想は市場は織り込んでいる。今後の話題となっていることは防衛予算の増額。防衛予算増額による業績影響が最初に意識されたのは23年8月に発表された三菱重工の第1四半期決算の決算説明資料。航空、防衛、宇宙事業の受注額が6871億円で前期の通期分に匹敵する額を最初の3カ月で達成した。全事業でみても前年同期比で75%増。11月の第2四半期決算発表時には航空防衛宇宙事業の通期受注見通しを1兆円から1.8兆円に引き上げた。前年同期比で約2.5倍となる水準。防衛省の産業強化の方針が報道された。
新たな防衛産業政策では利益率を8%程度から最大で10%まで引き上げて半導体など価格上昇コストの調整代金も考慮するとされ最大15%の利益率との報道。企業側は利益目標を10%としている。コスト調整は補填部分。三菱重工業は従来の利益率とされている約8%は防衛省の期待値。実質利益率は5%程度。10%程度となると予算、利益率は倍となる。受注も明確に表れてきたので防衛関連への物色が活発化してきた。三菱重工業だけでなく他の2社の受注も増加見通しとなった。川崎重工業は第2四半期時点では三菱重工業ほどの増加とはならなかったが通期で約2倍、利益率も27年度まで10%以上を目指す方針。IHIも前期が過去最高の受注額で今期はそれを更新する見込み。民間の航空受注も含まれているために防衛予算だけではない。今期予想のセグメント別利益比率参照。三菱重工業はエナジーが主力。エナジーは火力発電に強みがあり原発、再生エネルギーとバランスよく展開。CO2回収でも高いシェアがある。物流ではフォークリフトの業績貢献が期待される。AI需要を背景とした電力需要の高まりはインフラへの投資継続が期待されて防衛関連としてだけでなくインフラ関連としても本命。川崎重工業は他の事業が落ち込んでいたこともあり今期まではバイクと四輪バギーのパワースポーツ&エンジンが稼ぎ頭。航空に加えて船舶などのマリン、精密機械ロボットが本格回復となれば総合的な爆発力がある。水素関連事業へも注力しており、将来の成長ドライバーになる。IHIは航空機のエンジン関連では技術力の高さに定評がある。今期から民間向けの需要が本格回復することに加えて防衛予算の増額。航空、防衛という視点で見ると比率が一番高いIHIが最も注目される。
3社の株価を紹介。三菱重工業は受注額急増以来人気。上場来高値を更新中。業績はこれから追いつく形で株価を正当化していく段階。川崎重工業は長いレンジをうわ抜けるか。IHIはエンジン問題の影響で最も出遅れているが航空防衛関連として本来なら最初に物色されても良い。防衛、航空銘柄の注意点について志田さんは「ボーイング社の動向。品質問題から生産ペースを落としている。株価も低迷。需要はあるが作れないとなると民間航空機需要の回復を見込んでいる各社の決算に狂いが出る可能性がある」などと話した。今日の番組終了後、午前7時8分ごろ〜モーサテプレミアムでモーサテ朝活Onlineをライブ配信する。引き続き、志田さんから重工3社の今後についてより詳しい話を聞く。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年11月23日放送 17:15 - 18:35 TBS
報道特集(ニュース)
今年8月、長崎県沖で中国軍機による領空侵犯が初めて確認されたが、空の守りを担う航空自衛隊では緊急時に備えた厳しい訓練が日々実施されている。西日本の空を守る福岡・築上町の「航空自衛隊 築城基地」。荻田祥3等空尉は去年10月に初めて戦闘機の実戦部隊の一員となった。萩田3等空尉は先輩隊員と共に領空に接近する国籍不明機に警告を出す訓練に臨んだ。先輩が乗る1番機の通信[…続きを読む]

2024年11月22日放送 7:00 - 7:45 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(ニュース)
台頭する中国とどのように向き合っていくかは日本にとって最大のテーマ。中谷防衛相の訪問でもそれが焦点となった。政府内には「中国はトランプ政権発足後の対立を見据え、日本との距離を縮めようとしている」という見方があるが、中国が日本周辺で軍事活動を活発化させ脅威が高まっていることに変わりはなく、防衛省幹部は「相手の思惑は冷静にみるべき」などと話す。

2024年11月22日放送 5:20 - 8:00 TBS
THE TIME,NEWS
中谷元防衛大臣はASEAN・東南アジア諸国連合などとの国防大臣会議に出席するためにラオスを訪れ、中国の董軍国防相と初めて会談した。会談では中国軍による領空侵犯や周辺海空域における軍事活動の活発化などを念頭に、中谷大臣が「深刻な懸念」として中国側に直接伝える場面もあった。防衛省によると中谷大臣は領空侵犯について、「こういうことが二度と起こらないように」と再発防[…続きを読む]

2024年11月22日放送 3:45 - 4:30 TBS
TBS NEWS(ニュース)
航空自衛隊那覇基地で、ミサイル攻撃を受けた事態を想定して、隊員を緊急避難させる「退避壕」の建設が始まった。那覇空港に隣接する航空自衛隊那覇基地は、民間機と自衛隊機が同じ滑走路を使用していて、昨年度は領空を侵犯する恐れのある航空機に対して401回のスクランブル発進を行った。防衛省は那覇基地内のほか、10か所に退避壕を建設する方針。

2024年11月21日放送 15:49 - 19:00 TBS
Nスタ(ニュース)
観光客など年間1900万人あまりが利用する那覇空港には航空自衛隊那覇基地が隣接する。昨年度、領空を侵犯する恐れのある航空機に対し、401回ものスクランブル発進を行った。基地内には箱型の建物があるが、ミサイルが着弾した際に破片などから隊員を守る「退避壕」とされる。一昨年、ウクライナの軍民共用の飛行場にロシアからのミサイルが着弾した。防衛省関係者によると、戦争が[…続きを読む]

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