自民党・石破新総裁は、新政権の発足に向けて党役員と閣僚の人選を本格化させている。新たに厚生労働大臣に福岡参議院政策審議会長を、経済安全保障担当大臣に城内実衆院議員を、文部科学大臣に阿部俊子衆院議員を起用する方向で調整を進めている。公明党の斉藤国土交通大臣は続投させる方針。防衛大臣には過去に務めた経験のある中谷元元防衛大臣を、外務大臣には岩屋元防衛大臣を、復興大臣には御法川国会対策委員長代理を、デジタル大臣には平将明衆院議員を起用する案が出ている。三原じゅん子参議院議員の入閣も検討されている。石破総裁は午後もみずからに近い議員らと引き続き調整を進めることにしている。