- 出演者
- 利根川真也
オープニング映像。
自民党・石破新総裁はNHK「日曜討論」で、党役員と閣僚の人事について「中身のある議論、国会運営をしていきたい。必ず勝てる体制をつくらなければいけない。最もふさわしい人を起用する」と述べた上で、幹事長に起用する森山総務会長に期待することを問われ「党内のあらゆることに詳しく現場や総裁に責任を負わせず、泥を全部自分でかぶるという方でなければ本当の幹事長はできない」と述べた。林官房長官を続投させる方針について「岸田政権を基本的に引き継ぐので外交安全保障も経済政策も連続性がなければならない。そういう方に官房長官に座ってもらうのは当然」と述べた。菅前総理大臣に副総裁への就任を打診したことを巡っては「気心は知れている。まとめる意味でも知恵のある人。発揮してもらえるとありがたい」述べた。衆議院の解散総選挙について「閣僚もかわるので国民の判断をなるべく早く仰ぐべき。仰ぐだけの材料の提示をなるべく早くしたい。両方を満たさなければいけないと述べ新政権発足後、国会論戦を経てできるだけ早期に国民の信を問う必要がある」という考えを重ねて示した。そのうえで、来月中の実施も排除せず日程の調整を進める考えを示した。
立憲民主党・野田代表はNHK「日曜討論」で早期の衆議院の解散総選挙が想定されるとして、与党を過半数割れに追い込む選挙協力につなげるため野党各党との対話に努める考えを示した。自民党・石破新総裁とどう向き合うか?について、野田代表は「“10月解散もありうる”と言っていた。国民に信を問う判断材料を提供する議論の場がほとんどないのではないかと危惧を持った」と述べた。選挙協力について「選挙が相当に早いかもしれないのでどこまでの調整ができるか分からない」としたうえで「自公(自民党、公明党)を過半数割れに追い込むため、小選挙区で野党勢力の最大化を図ることに尽きる」と述べた。野田代表はあさって召集される臨時国会について「政治とカネの問題での野党各党との連携は可能。信なくば立たずという今の状況を変えていくことが第一歩」と述べた。このほか野田代表は、代表選挙の決選投票で争った枝野元代表を党の最高顧問にすることを明らかにした。
自民党・石破新総裁は、新政権の発足に向けて党役員と閣僚の人選を本格化させている。新たに厚生労働大臣に福岡参議院政策審議会長を、経済安全保障担当大臣に城内実衆院議員を、文部科学大臣に阿部俊子衆院議員を起用する方向で調整を進めている。公明党の斉藤国土交通大臣は続投させる方針。防衛大臣には過去に務めた経験のある中谷元元防衛大臣を、外務大臣には岩屋元防衛大臣を、復興大臣には御法川国会対策委員長代理を、デジタル大臣には平将明衆院議員を起用する案が出ている。三原じゅん子参議院議員の入閣も検討されている。石破総裁は午後もみずからに近い議員らと引き続き調整を進めることにしている。
レバノンの首都ベイルート近郊への空爆で、イスラム教シーア派組織・ヒズボラの最高指導者・ナスララ師を殺害したと発表したイスラエル軍は、その後も攻撃を続けている。イスラエル・ネタニヤフ首相が声明を発表し「イスラエル北部から避難している住民の安全な帰還とこの地域の力の均衡を変えるという目標を達成するためには、ナスララの排除が必要条件だ」として正当性を強調したうえで、「歴史的な転換点となりうるところにいる」と述べ成果を誇示した。「ガザ地区のハマスと連帯するヒズボラに打撃を与えることが、ハマスに拘束されている人質の解放につながる」という考えも示し、「われわれは大きな成果を上げたが任務はまだ完了していない」と述べ、攻勢を強める構えを示した。一方ヒズボラ側は「ガザやパレスチナを支援しレバノンを守るために敵との戦いを続ける」として、イスラエルへの攻撃を続けると主張していて、紛争のさらなる拡大が懸念される。
ドジャース・大谷翔平選手がロッキーズ戦で2本のヒットを打って打率を上げ三冠王獲得の可能性を残している。ドジャース×ロッキーズ。大谷は連続試合ヒットを11に伸ばす。2本目のヒットで打率を.311に挙げた。三冠王獲得へ残り1試合。