自民党・石破新総裁はNHK「日曜討論」で、党役員と閣僚の人事について「中身のある議論、国会運営をしていきたい。必ず勝てる体制をつくらなければいけない。最もふさわしい人を起用する」と述べた上で、幹事長に起用する森山総務会長に期待することを問われ「党内のあらゆることに詳しく現場や総裁に責任を負わせず、泥を全部自分でかぶるという方でなければ本当の幹事長はできない」と述べた。林官房長官を続投させる方針について「岸田政権を基本的に引き継ぐので外交安全保障も経済政策も連続性がなければならない。そういう方に官房長官に座ってもらうのは当然」と述べた。菅前総理大臣に副総裁への就任を打診したことを巡っては「気心は知れている。まとめる意味でも知恵のある人。発揮してもらえるとありがたい」述べた。衆議院の解散総選挙について「閣僚もかわるので国民の判断をなるべく早く仰ぐべき。仰ぐだけの材料の提示をなるべく早くしたい。両方を満たさなければいけないと述べ新政権発足後、国会論戦を経てできるだけ早期に国民の信を問う必要がある」という考えを重ねて示した。そのうえで、来月中の実施も排除せず日程の調整を進める考えを示した。