サウジアラビアで行われているグランドスマッシュ・女子シングルス準々決勝で、パリ五輪内定の早田ひな選手はインドのM・バトラー選手と対戦した。第1ゲームを落とした早田ひな選手は、第2ゲームに鋭い回転をかけたドライブが相手のラケットのわずかに上を通過などで、5連続ポイントで第2ゲームを奪った。第3ゲーム、Mバトラー選手との長いラリーが続いたが、最後は相手のミスで得点。そして、早田ひな選手が3ゲームを先取してM・バトラー選手との握手に向かうが、審判から「NO!NO!NO!」の声が。実は準々決勝から4ゲーム先取にルールが変更になっていて、お互い“試合が終わったと勘違いしていた。それでも、集中力を切らさなかった早田ひな選手は、逆転勝利で準決勝進出を決めた。早田ひなは、きょうの準決勝で世界ランキング4位の陳夢選手と対戦する。試合結果は、早田ひな4−1M・バトラー。