屋根の骨組みに重要な垂木は隈研吾のこだわりとしてできるだけ樹皮をつけたまま使いたいという。樹皮を残すことで自然に森に溶け込む感じが出る一方で、樹皮によって乾燥しづらい問題がある。木材が乾燥すると木の形が変わるため、家を建てた後に乾燥が起こると家が歪んだり曲がったりするため乾燥は不可欠な作業である。葉枯らし乾燥だけでは中心からは水分が抜けない問題がある。丸太は内樹皮を残して外樹皮が剥がれれば乾燥が進むため、手作業で内樹皮を残して40本の皮むきをこなった。
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