政府が備蓄米放出を決めてから3カ月。これまで備蓄米の売り渡しは競争入札で行われてきた。最も高い価格を提示した業者と契約することになるため、落札価格が高まり、小売店での値段が下がらない要因になっていた。一方で随意契約は国が任意に受注者を選んで契約。政府が販売価格を決められるため、これまでの落札価格より販売価格を低く設定することが可能。ただ、随意契約は価格の根拠や業者選定の過程に課題があるため、契約に透明性確保が求められる。専門家はこれまで3回行われた競争入札とのバランスの難しさを指摘した。
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