米国の雇用統計の内容を受け、円安が進行している。昨日発表された米国9月の雇用統計は、景気の動向を敏感に示す農業分野以外の就業者数が、前月比25万4000人増えた。14万人程度増加するとの市場予想を大幅に上回った形。失業率は4.1%で、先月から0.1ポイント改善。インフレに影響を与える労働者の平均時給は前年同月比4.0%増。雇用統計の結果から外国為替市場の円相場は一時148円台後半をつけるなど円安が急速に進んでいる。来週の株価の動きについて、マネックス証券・広木隆氏が解説「米国の経済状況が悪くないということになってので、ドルの顕著さにつながりドル高の方向に動いている。日本の株式相場に都て追い風になる。来週、日本の株価は上昇して始まると思う」。