きょうの債券市場では午前の取り引きで長期金利の代表的な指標となっている10年ものの国債の利回りが上昇して1.240%をつけた。これは2011年4月以来13年9か月ぶりの高い水準。先週発表された米国の雇用統計の内容が市場予想を上回ったことで、FRBによる利下げのペースが緩やかになるという観測から米国の長期金利が上昇した流れを受けているほか、日銀が近く追加の利上げに踏み切るのではないかとの見方もあって、日本の国債を売る動きが強まり長期金利が上昇している。
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