長崎県雲仙市で先月、カフェやジムなどが入った新たな複合施設がオープンした。この施設は旅館「恵比須屋」として営業していた築70年以上の建物を改築したもので、現在は「ととのい処 ゑびすや」となっている。ゑびすやはスペースをそのままに、起業したい人や空き店舗を探している人などに貸し出しており、現在はリラクゼーションやリンパマッサージなどの事業者が入居している。現在、雲仙市の観光客数は90年代の3割程にまで減少している。オーナーの元村さんは去年売りに出されていた恵比須屋を約3500万円で一括購入し、半年あまりでオープンとなった。