23日に世界最大級の自動車展示会上海モーターショーが開幕、EVへのシフトが加速する中国で各社の最新モデルが発表された。BYDは5分の充電で400km走行可能なEVを披露、トランプ関税で自動車市場の不透明感が増す中ヨーロッパへの販路拡大を狙う。中国製のEVはEUから最大45%の関税が課されているが今月10日中国はEUとの間で関税撤廃の協議に入ることで合意、火曜日にも王毅外相がイギリス・オーストリア外相との電話会談を行うなど働きかけを強めている。こうした動きを意識してか同日トランプ大統領も対中関税の引き下げに言及、現地メディアは中国に対する全体的な関税率を50~65%にすることが検討されているなどと報じている。