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「震災障害者」 のテレビ露出情報

阪神淡路大震災からあすで30年。戦後初めての都市直下型地震。高速道路の倒壊や火災のほか甚大な日害をもたらしたのは住宅の倒壊。被害は約64万棟に上った。神戸市東灘区にあった男性のアパートも全壊。倒れてきた家の梁などに脚をはさまれて、身動きがとれなくなったという。6時間もの間、圧迫され続けた両脚の筋肉は、ひざの下から壊死。「クラッシュシンドローム」と診断され、筋肉の切除を余儀なくされた。つま先を上に向ける動きができなくなり、今も足首を装具で固定しないとうまく歩くことができない。震災が原因で後遺症を負った「震災障害者」たち。国はこれまでその人数の把握を積極的には進めてきていない。2019年の国会答弁で政府は「原因にかかわらず障害者への支援はすでに行っているため、新たに『震災障害者』を定義して数や程度を把握する必要はない」とした。阪神淡路大震災で震災障害者は少なくとも2000人はいるという見方もある。死者数や行方不明者数が公表される一方で、国は震災障害者について定義することさえ必要ないという考え。自然災害の多い日本にあって国だけでなく広く多くの人に「明日は我が身と思って震災障害者の存在を知ってほしい」と男性は考えている。

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