神奈川県厚木市の杉林では、花粉の飛散量を調べている。林の中にワセリンを塗ったスライドガラスを放置し、1日1回回収して顕微鏡を使い花粉の数を数える。「非常に多い」とされる花粉の数は、1平方センチメートルあたり50個以上。だが今週に入りそれをはるかに超える量のスギ花粉が観測されている。関東で春一番が吹いた今週月曜日には、3000個を超えた。雨が降ったきのうは数が少し減ったが、粒にはある変化が起きていた。花粉は水に弱く、水分が入ると内部が膨らんで破裂し、さらに細かい花粉が飛び散るという。スギ花粉は数十キロから数百キロも飛ぶとされ、去年の酷暑で雄花が成長しより多くの花粉が作られているという。都内のクリニックでは、花粉症の症状を訴える患者が続々と訪れていた。患者数は1週間で約1.5倍に増えたという。今年は特にインフルエンザB型が流行しており、比較的症状が軽く子どもの場合、親が花粉症と区別できないケースもあるという。
