2023年夏、進藤さんは新田さんと初めてのデート。進藤さんは女性と交際したことが1度もない。進藤さんはこの夜のデートにかけていた。仮交際は結婚観を確認しあう期間で3人まで連絡を取り交際できる。自分の将来性を見てほしいと最後までアピールをした。翌日、進藤さんは植草さんに呼ばれた。新田さんから結婚観の違いを理由に交際終了の連絡がきた。自分の言動が相手にどう見られるか常に考えるようにと言われた。
進藤さんは相談所のスタッフを相手にお見合いの練習。新田さんに振られたショックは大きかったがもう一度頑張ろうという気持ちになった。植草さんのコースに入る前に自分でお見合いを申し込んだ女性と仮交際に進んでいた。29歳の園田さんは大手メーカーの研究職。女性と話すと緊張する進藤さんが週1、2度電話で話しているという。この日は真剣交際に進むか、彼女の気持ちを確かめることにしていた。一つ1つを丁寧に説明をして、気持ちを伝えたが、返答は延されてしまった。園田さんは相手の家事能力を重視しているよう。進藤さんははじめての一人暮らしをスタートさせた。結婚したらすぐに引っ越せるように家具付きのアパートにした。進藤さんは他の人とは会わずに園田さんの答えを辛抱強く待った。仮交際から3ヶ月で成婚を目指す結婚相談所連盟では延長起源は仮交際スタートから6カ月となっている。園田さんと仮交際できるのはあと2ヶ月と10日。翌日、進藤さんは家に園田さんを招いて食事を一緒に作った。そして真剣交際に進むことができた。ここからは1対1で結婚まで進めていく。しかし、園田さんから両親への挨拶を断られてしまった。家事能力に不安があり、これからは平日の自炊レシピを報告してほしいという。進藤さんは毎晩、料理の写真を送り続けた。きょうは植草さんから手を握って、キスをするという任務を与えられた。
2023年11月。進藤さんは植草さんに呼ばれた。前回のデートは彼女の具合が悪くなってしまいすぐに帰ってしまった。彼女から交際中止の連絡があった。経済力に差があるといつか尊敬できなくなると彼女は思ったそう。さらに、学歴の差でお父様が反対をしているという。もっと深くコミュニケーションがとれていたらと考えた。