断続的に降り続いた雪で今朝37cmの積雪を観測した青森市。青銅座像としては奈良や鎌倉の大仏をしのぎ日本一の大きさを誇る昭和大仏で、師走の恒例行事すす払いが行われた。寺の職員と宮大工が5mほどの笹竹を使って大仏についた雪やほこりを払っていく。最後に勢いよく水をかけ汚れを洗い流した。今年も残すところ2週間余り。新年を迎える準備が各地で進んでいる。和歌山県の世界遺産、熊野那智大社では境内に飾られている干支の大絵馬が辰から巳に掛け替えられた。絵馬のデザインは神の使いである白い蛇が御幣に巻き付いている様子で那智の滝と初日の出も描かれている。一方、岡山市の動物園では今月21日の冬至を前に、カピバラたちに一足早くゆず湯がプレゼントされた。東京都心も最低気温が1度を割り込み今シーズン最も寒い朝となった。世田谷では440年以上の歴史を誇るボロ市が行われ多くの人でにぎわっている。沿道にはおよそ700の露店が並び骨董品や古着おもちゃなどが売られている。ボロ市の名物が代官餅。大根おろしや、あんこ、きなこなどをまぶしたつきたての餅を求めて長い行列ができていた。ボロ市は明日までで来年1月にも2日間開催される。