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「青磁蓮花式温碗」 のテレビ露出情報

青磁は釉薬を施した最古の焼き物。普通に焼成すると釉薬に含まれる鉄分は酸化し、黄色に発色する。酸素の供給を制限し、不完全燃焼にすることで酸化した鉄が酸素を奪われ、青く発色するという。唐時代後期、澄んだ色を特徴とした越州窯に人々は驚嘆し、皇帝専用のものとして庶民の使用が禁じられたことで、秘色と呼ばれた。北宋時代末期、宮廷の御用窯、汝窯で淡い藍色の青磁蓮花が生まれ、南宋時代の龍泉窯は淡く澄んだ青色が得も言われぬ気品をたたえている。明時代、碧緑という艶のあるオリーブ色の青磁が誕生した。貿易船で日本にもたらされ、珍重された。

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