函館市の高丘幼稚園では園児の送迎などに使用している4台のバス全てに新たに安全装置が設置され今日訓練が行われた。この装置は運転手がエンジンを切ると自動的に車内のブザーが鳴り、後部座席にあるボタンを押さないと止まらない仕組みになっている。運転手は園児たちがバスを降りたあとブザーを止めるために車内を移動し、園児が取り残されていないか確認していた。政府は今年4月から全国の幼稚園や保育所などの送迎バスに安全装置の設置を義務づけていて、この幼稚園では去年既に園児が取り残された際に車外に知らせることができるブザーを取り付けた。