きょうのピックアップ記事は、静岡放送局から「静岡富士山 ゴミ急増の懸念! マナーの大切さ高校生にも」。富士山では世界文化遺産登録決定から10年を迎えたが、登山客がごみを持ち帰らず捨てていく問題が続いており、自治体の委託を受けた山岳ガイドらがごみ袋を持って登山し撤去を行っている。去年の静岡側からの登山者は年間約1万2000人、放置されるごみは約600kg。ごみ回収チームは週3回10人態勢で登山している。ことしは外出規制がなくなりさらに登山客が増え、ごみが回収しきれない可能性があるという。よくあるごみには飲食物の容器を食べ残した状態で捨てる、暑くなったときに脱いだ服を脱ぎ捨てて去るなどがある。県は登山口でごみ袋を配るなどして持ち帰りを呼びかけている。静岡県内の高校の山岳部を対象にしたごみ問題の講演なども行われている。