年末の帰省ラッシュを直前に控え予約が殺到している物はレンタル用の布団だった。丸八真綿の板東さんは個人用のお客様の商品は2000セット用意しているが、年末年始には在庫が空っぽになると話している。丸八真綿の工場では年末年始は既に予約で多くコロナ前以上の反響があり11月の終わりに用意していた布団が全て完売していた。今年は大勢の外国人観光客が1月から11月までで約2233万人と4年ぶりに年間2000万台の大台に回復している。都内のホテルに外国人観光客の年末年始の予約状況を聞いてみると80％から120％の稼働率で予約を受け75％は海外の客だという。外国人観光客の年末年始の過ごし方を街中で聞いてみるとスイスからの観光客は「京都に行って鐘をついて寝て新年へリフレッシュする」とコメント。外国人観光客が持ち運ぶスーツケースについてJR東海は今年から特大荷物コーナーを整備し指定席とセットで予約できるサービスを開始。年末年始の新幹線「のぞみ」は全席指定席となりピーク時は予約が取りにくい状態で高速バスの利用者が前年比に比べ約3割も増えている。利用者は「時間はかかるが乗り換えなくても大丈夫」「バスだと1700円で帰れるから安い」などと話している。