ヘルメットを被った人につめよる多くの人々の映像。ユン・ソンニョルを逮捕しろ!と声を上げる人々。韓国・尹錫悦大統領は昨夜、国家の非常事態時に認められている「非常戒厳」を宣言。戒厳司令部は国会や地方議会、政党の活動など一切の政治活動を禁止。メディアは司令部の統制を受けるとし、違反した際は令状なしに逮捕、捜査ができるなどと発表し混乱が起きた。「非常戒厳」は44年ぶりの発令。龍谷大学・李相哲教授は「国会の3分の2議席を占める野党にいま政権を奪われる危機一髪の状況。(奪われると)国政はまひしてしまうのでそれを回避しようという意味もあった」と指摘。野党「共に民主党」は尹政権発足以来、政府官僚に対し22件の弾劾訴追を発議。尹大統領は「国家機関を乱すことで内乱を画策する明らかな反国家行為」と主張し、国民の生活を守るため「非常戒厳」に踏み切ったとしている。しかし宣言からわずか数時間後に韓国国会は宣言解除を求める決議案が可決されると、尹大統領も解除の考えを示し、つい先ほど「非常戒厳」は解除された。韓国の日本大使館は「不測の事態が生じる可能性は否定できない」として注意を呼びかけている。