韓国では多くの有権者がYouTubeで政治情報を収集している。チャンネル総登録者数が150万人を超える保守系YouTuber、チョン・ハンギル氏は非常戒厳をきっかけに、前大統領の弾劾反対を呼びかけてきた。韓国では過去の選挙が北朝鮮の介入などによって操作された疑惑があると、一部の動画サイトで繰り返し言及されている。前大統領は疑惑を明らかにするため、「非常戒厳」を発令して選挙管理委員会に軍を派遣したが、証拠は確認されていない。5月21日、韓国で不正選挙をテーマにした映画が公開されたが、制作したのはチョン・ハンギル氏。公開初日、作品を鑑賞するハンギル氏の隣には前大統領の姿があった。