28歳という若さで他界した、KARAの元メンバー「ク・ハラ」。いつも笑顔で明るかったハラだが、彼女と兄は壮絶な人生を歩んできた。1991年、韓国・光州で生まれたク・ハラ。家族は、両親と2歳年上の兄・ホインがいた。父親は工事現場で働いていたが、収入は少なく生活は貧しかったという。そのことが原因なのか、夫婦仲は良くなかった。そして、ハラが9歳の時に母が家を出て行った。その数日後、母親が出て行ったことに絶望した父が服毒自殺をはかった。その後、一命を取り留めたが2人を養うため父親は出稼ぎに行くことに。その間、子どもたちは父親の妹夫婦に預けられた。その夫婦にも2人の子供がいたが、分け隔てなく大切に育てられた。