富川国際ファンタスティック映画祭のマスタークラスに三谷幸喜監督が招待され、現地のファンを前に講演を行った。三谷監督の最新作「スオミの話をしよう」が誕生したきっかけについては「家族と一緒にいるときの自分と仕事の仲間と一緒にいるときの自分は全然違う顔を持っています。家族と会っているときに仕事関係の人が来ちゃって、どっちの顔にすればいいか悩んだ時に、「あっ!このシチュエーションって映画になるな」って思った」と明かした。また、現地のファンに一足早く63歳の誕生祝をしてもらった三谷監督は「この思いを一つの言葉に集約するとするならばペゴパ~!(おなかすいた~!)」と三谷節で会場を笑いに包んだ。