柳楽優弥は寿司職人を目指して修業。続いての授業は「シャリ」。シャリの由来は仏舎利=お釈迦様の骨から。シャリを作る上で欠かせないのがシャリ切り。固まったご飯をバラバラにしながら酢を全体にコーティングする作業。時間をかけて混ぜすぎると粘りが出て口の中で解けなくなる。柳楽もシャリ切りに挑戦。1時間みっちり練習し、いざ試験。1分30秒以内にまぜる。出だしから間違える柳楽。結果は不合格。酢のまざり具合にムラができてしまっていた。シャリ切りは復習し、再びリベンジを目指す。続いての授業は「握り」。手酢を少しつけて、手の中でシャリの形を整える。シャリは11~13gが目安。まずはシャリを触る感覚・重さに慣れる練習から。柳楽が挑戦してみるも、手が米粒だらけになってしまった。職人の手は水手といわれ、毎日多くの時間を水に触れることで手が水分を含みシャリがつきにくくなっているという。シャリの形には俵型・箱型・船底型がある。