紀州のドン・ファンと呼ばれた資産家男性の死亡を巡る裁判で殺人などの罪に問われた元妻に、2審の大阪高裁も無罪を言い渡した。資産家男性が亡くなる3か月前に結婚したのが50歳以上年の離れた被告だった。2018年5月、資産家男性は自宅の寝室で死亡、死因は急性覚醒剤中毒だった。事件の3年後、警察は被告を逮捕。被告が覚醒剤の密売人と接触していたことなど状況証拠から殺害した疑いがあると判断した。1審で被告は無罪を主張、密売人との接触については資産家男性から覚醒剤の購入を頼まれたためとしていた。和歌山地裁は、密売人が被告に渡したものが本物の覚醒剤ではなく氷砂糖だった可能性を認定し被告に無罪を言い渡していた。検察側が控訴して迎えた今日の控訴審判決で大阪高裁は検察側の控訴を棄却、検察側が上告しなければ無罪が確定する。
