男性の首の狭窄部分を通る末梢神経は手の親指と人差し指の先端まで伸びている。そのためしびれは親指と人差し指にも発生。これが首に原因がある頚椎症性神経根症の特徴。ところが男性は全ての指にしびれ。ここから分かるのは原因は首だけではないこと。そこで調べたのは手首。末梢神経に電気を流し圧迫などで鈍くなっている神経がないかを見る神経伝導検査を行った。すると手首の中の神経が圧迫され起こる手根管症候群の可能性が。そのため親指から薬指までがしびれるという。ところが小指が未解決。そこで神経以外の原因を探ることに。行ったのは採血。これで体の異常を調べる。まず疑われるのは脱水傾向。脱水による水分不足で抹消の血流が低下する。すると神経に栄養が行き届かなくなり末梢神経に障害が。つまり男性は脱水状態により神経の圧迫によるしびれが悪化。本来しびれないはずの小指にまでしびれが出ていた。幸い先生によると症状は軽いとのこと。水分摂取と姿勢に気をつけることで症状が緩和されるそう。