台湾では来月13日に、総統選挙が行われる。台湾総統選では与党・民進党から頼清徳候補が、野党・国民党(親中派)からは侯友宜候補が、民衆党からは柯文哲候補が立候補している。当局は中国による介入を警戒して取締を強化していて、台北市の町内会長41人が格安で中国旅行に招待される接待を受けたとして取り調べを受けたと地元メディアが報じた。FNNが入手した北京ツアーでは5泊6日にパンフレットがわずか1万3000円だった。台湾の検察当局は旅行先で特定の政党への指示が呼びかけられたケースもあるとしていて、警戒感を強めている。