おととい行われた台湾総統選挙で、与党・民進党の頼清徳氏が当選した。中国と協力し台湾海峡の両岸の人々の福祉を増進すると述べ、対話を進める姿勢を示した。中国と距離を置き、アメリカとの関係を重視する姿勢を訴えて選挙戦を展開した。同じ政党が3期連続で政権を担うのは、総統の直接選挙が始まって以来初めて。中国側は、一つの中国の原則を堅持し台湾独立に反対の立場は変わらないなどとコメントしている。バイデン大統領は台湾独立は指示しないと述べ、アメリカの立場を改めて示した。
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