悪質なホストクラブをめぐる問題があとをたたないことから、政府は風俗営業法改正案の原案をまとめた。料金に関する虚偽の説明や、いわゆる「色恋営業」を禁止するとしている。違反した場合には、公安委員会が営業停止を命じることができるとしている。らに、無許可営業などへの罰則も見直し、経営者ら個人には「5年以下の拘禁か1000万円以下の罰金」を、法人には「3億円以下の罰金」をそれぞれ科すとしている。無許可で営業した法人に対する罰金の上限は、現在の200万円の150倍に引き上げられることになる。政府は、与党などと調整して法案を固め、1月に召集される通常国会に提出する方針。