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「風神雷神図屏風」 のテレビ露出情報

テーマは「39年ぶり同時公開!尾形光琳の傑作屏風」。東京から新幹線で約40分、観光地として人気の熱海の高台にあるMOA美術館は芸術とともに熱海の絶景が楽しめる。美術館が所蔵するのが国宝「紅白梅図屏風」。尾形光琳の傑作と言われ、MOA美術館門外不出の作品。今回、この国宝とそのルーツとなる作品が並ぶ企画展が開催中。2つの作品が揃うのは39年ぶり。国宝と並んでいたのは尾形光琳が描いた重要文化財「風神雷神図屏風」(東京国立博物館所蔵)。尾形光琳は江戸時代中期に活躍した絵師。斬新で大胆な構図や色彩の画風で、数多くの作品が国宝や重要文化財に選ばれている。光琳の作品の中でも2つの屏風は傑作と言われている。39年ぶりに並んだ知られざる深い関係性を紐解く。
重要文化財「風神雷神図屏風」を紹介。尾形光琳の作品はユーモアあふれる表情が特徴。「風神雷神図屏風」の元になった絵が俵屋宗達が光琳の約100年前に描いた国宝「風神雷神図屏風」。構図やデザイン、色のすべてが光琳の作品とそっくり。重ねて見るとトレースしたかのように一致する。光琳は徳川家康、淀君、豊臣秀頼など名だたる人物が顧客だった呉服屋の生まれ。裕福な暮らしの中で幼いころから宗達の絵画に触れる機会が多かった。絵師となり、憧れ続けた宗達の絵を模写したという。宗達の雷神は天界から地上を見下ろすような目線。光琳は雷神と風神の見つめ合うような目線。単純な模写ではない光琳独自の表現が現れている。尾形光琳が「風神雷神図屏風」の後に描いたのが国宝「紅白梅図屏風」。風神雷神を梅に置き換えて中央に水流を描いた。「紅白梅図屏風」は対比の作品。紅白に分けられた梅。右隻の梅は生命力にあふれた紅梅。左隻の梅は大きく垂れ下がった白梅の老木。写実的な梅の木とデザイン化された水流。様々な対比が屏風の中に盛り込まれている。背景は金箔、水流は銀箔が使われていて、金と銀の対比も見える作品。静岡県熱海のMOA美術館で11月26日まで展示されている。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年6月19日放送 1:26 - 2:25 NHK総合
フロンティア夢見る“怪物” 村上隆
京都展に向けた制作が始まって3カ月。村上隆は風神雷神をゆるいキャラクターのように描いていた。光明がさす作品がある一方で難航し続けているものも。洛中洛外図屏風を現代版に再構築してほしいという美術館からのオーダー。全体の構図はほぼそのままで、人物の表情は村上風にアレンジ。村上は町を覆う雲に無数のドクロを埋め込んだ。美術館はこのアイデアに満足のようだったが村上はさ[…続きを読む]

2024年2月24日放送 13:50 - 14:35 NHK総合
京コトはじめ(オープニング)
今回のテーマは「受け継がれる美 琳派の世界」。本日のゲストはジェフ・バーグランドさん。ひもときポイントは、琳派の源流・暮らしの道具への広がり・現代に受け継がれる琳派の美。中継では俵屋宗達が描いたと伝わる数々の絵が残されている養源院から杉戸絵などを紹介する。

2024年2月11日放送 14:35 - 15:00 NHK総合
京都極上モノ紀行(京都極上モノ紀行)
祇園の南側に位置する京都最古の禅寺建仁寺。鎌倉時代創建の古刹には襖絵などが展示され、訪れる人を楽しませている。江戸時代俵屋宗達が描いた風神雷神図屏風や仏法を守るとする龍を天井に描いた双龍図などがある。2014年異色の襖絵が奉納された。ベトナムの風景の襖で型染めの技法で染め抜かれている。この襖絵を手掛けたのは鳥羽美花さんである。型染めの技法を作品に取り入れてき[…続きを読む]

2024年2月9日放送 4:55 - 8:00 テレビ朝日
グッド!モーニングあら、いーな!
あら、いーな!では江戸時代の天才本阿弥光悦の名作に迫る。1月16日から東京国立博物館平成館で特別展「本阿弥光悦の大宇宙」が開催中。本阿弥光悦は江戸時代初期に活躍した人物で京都で刀剣鑑定を行う名門に生まれ書家や陶芸家などと多彩な才能を発揮、徳川家康にも認められ領地を拝領している。国宝の舟橋蒔絵硯箱について学芸企画部長の松嶋先生は「黒い部分には蒔絵に使われること[…続きを読む]

2024年2月7日放送 22:00 - 22:45 NHK総合
歴史探偵(オープニング)
今回、書や陶芸、出版に茶と様々な分野で才能を発揮した本阿弥光悦にスポットを当てる。

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