台風20号の湿った空気の影響で、沖縄各地では大気の状態が不安定になった。東京は異例の暑さが続いており、過去最多の夏日を更新。今後新たな台風も発生する見込みで、週末から来週にかけて湿った空気の影響で全国的にジメジメ天気が予想されている。こうした中で注意が必要なのは秋の食中毒。今月に入って全国で食中毒の報告が相次いでいる。過去5年間の食中毒の平均発生件数は10月が最多。専門家は「夏日が多く細菌性の食中毒が長引いている。さらに秋はキノコなどの自然毒や魚の寄生虫による食中毒も増える」などと話した。寒暖差などで抵抗力が下がることも食中毒増加の要因だという。また家庭での食中毒発生も多く、エコバッグやお弁当を入れる保冷バッグを洗わずに衛生状態が悪い状態で使い続けると食中毒につながるリスクがあるとのこと。HACCPジャパン調べによると、2か月使い続けると細菌の量がが未使用の時の185倍になるという。エコバッグや保冷バッグは洗う習慣をつけてしっかり乾かし、洗えない素材なら除菌シートやスプレーを使って対応すると良いとのこと。