今月20日、韓国の尹錫悦大統領は、国連総会で演説し、北朝鮮とロシアが軍事協力をする姿勢を見せていることに対して「韓国と同盟国・友好国はこれを黙って見過ごさないだろう」と述べ、両国の動きを強く避難した。北朝鮮国営の朝鮮中央通信はきょう論評を発表し、ロシアとの関係について“国家どうしの親善・協力は主権国家の合法的な権利で、地域・世界の平和と安全の基礎”だと主 張した。その上で、尹大統領を名指しで非難し、“「無能な執権者」などと呼ばれている人物のヒステリックな発言に耳を傾ける人はいない”と反発している。論評では、日米韓3か国の連携を重視する尹大統領を「地域情勢の破壊者」と非難する一方、“親しい隣国との友好関係を発展させていく”と、ロシア・中国との関係強化の姿勢を強調した。