- 出演者
- 糸井羊司
オープニング映像。
小惑星に着地して石や砂などを採取したNASAの探査機「オシリス・レックス」のカプセルが地球に帰還し回収された。小惑星のサンプルを地球に持ち帰るのは「はやぶさ」「はやぶさ2」に次ぎ3例目。NASAはこれまでに「はやぶさ2」が採取した小惑星のサンプルを受け取っていて、今回採取したサンプルの一部をJAXAに提供するという。
東京GXウィークと銘打った一連の国際会議は、経済産業省が主催し、会場となった都内のホテルには、日本やアジア、中東など約40か国の代表や国際機関の幹部などが出席した。一連の国際会議は、来月5日までの期間中、合わせて9つの会合が予定され、初日の今日は、アジアなどの新興国で脱炭素・経済成長を両立させるための金融支援のあり方とテーマに関係国が意見を交換する。また、二酸化炭素の削減に向けて次世代のエネルギーと期待される水素の導入拡大を話し合う閣僚会議が開かれ、議長声明がまとめられる見通し。
来年1月に実施される大学入学共通テストの出願の受付が今日から始まった。思考力や判断力を重視するテストで、大学入試センター試験に代わって始まり、4回目の今回は来年1月13日と14日の日程で、全国862の大学などの入試に利用される予定。今日は願書の受付が始まり、東京目黒区の大学入試センターでは、職員たちが郵送されてきた願書を運び込み、記入漏れがないか1通ずつ確認していた。現在は書類による出願だが、大学入試センターでは2026年に行われる試験から、原則オンラインでの出願に切り替えを目指すとのこと。今回は新型コロナが5類に移行したことを受け、前回求められていたマスクの着用は不要となり、個人の判断となった。追試験については、新型コロナやインフルエンザなどで受験できない場合を考慮し、本試験の2週間後に予定されているが、前回は47都道府県に設けられた会場が、東西の2か所に縮小された。出願の受付は来月5日まで行われる。
今月20日、韓国の尹錫悦大統領は、国連総会で演説し、北朝鮮とロシアが軍事協力をする姿勢を見せていることに対して「韓国と同盟国・友好国はこれを黙って見過ごさないだろう」と述べ、両国の動きを強く避難した。北朝鮮国営の朝鮮中央通信はきょう論評を発表し、ロシアとの関係について“国家どうしの親善・協力は主権国家の合法的な権利で、地域・世界の平和と安全の基礎”だと主 張した。その上で、尹大統領を名指しで非難し、“「無能な執権者」などと呼ばれている人物のヒステリックな発言に耳を傾ける人はいない”と反発している。論評では、日米韓3か国の連携を重視する尹大統領を「地域情勢の破壊者」と非難する一方、“親しい隣国との友好関係を発展させていく”と、ロシア・中国との関係強化の姿勢を強調した。
東京電力・福島第一原発に溜まる処理水の海への放出開始後、環境省は1週間に1回の速度で海水のモニタリングを実施している。5回目のモニタリングは放出口付近や、遠いところで約50キロメートル地点など、福島県沖の合わせて11の地点で採取を行い、トリチウムなどの濃度について分析した。結果について、全11の地点でトリチウム濃度は検出可能な下限値である1リットルあたり10ベクレルを下回っていたと環境省は発表。1~4回目と同様の結果となった。環境省は、当面1週間に1回の頻度でモニタリングを続け、結果はホームページやSNSで公表していくことにしている。
東京豊島区の日本語学校に通う留学生を対象に、交通安全教室が開かれた。警視庁が新たに作った英語や中国語など4ヵ国語で電動キックボードの交通ルールを解説するリーフレットを使い、原則車道の左側を走ることや、日本の道路標識の意味などを解説した。続いて、電動キックボードの試乗が行われ、留学生たちは速度の調節のしかたやハンドル操作などを学んでいた。
11月に東京で行われる野球の国際大会「アジアプロ野球チャンピオンシップ」で日本代表の指揮を執る監督について、中日などでプレーし東京五輪金メダル獲得に貢献した井端弘和氏で一本化されていることが関係者への取材で分かった。侍ジャパン強化委員会は栗山英樹監督の後任の人選を進めるが、長期契約期間がネックとなり難航していた。来年秋のプレミア12、3年後のWBCに向けたその後の任期については改めて検討する。
エンディングの挨拶。