韓国・ユン・ソンニョル大統領は国内外のメディアを対象に記者会見を開き、岸田総理大臣が退任したあとも次期総理大臣との間で引き続き日韓関係の強化を進めたい考えを強調した。岸田総理大臣が来月上旬にも韓国を訪問できないか検討していることについては「訪問はまだ確定していないが、いつでも歓迎する立場だ。時期や形式にこだわらず、必要に応じていつでも首脳間でシャトル外交をしようと約束している」と述べた。米国のバイデン大統領も退任することで日米韓3か国の協力関係がどうなるか問われたのに対し、ユン大統領は「3か国の協力体制はインド太平洋地域やグローバルな経済安全保障にとって重要で、3か国自身にも非常に有益だ。指導者が交代するからといって協力体制が変わるものではない」と指摘した。