ロシアのプーチン大統領とアメリカのウィトコフ中東担当特使との間で「非常に良い話し合いができた」と強調したトランプ大統領。ロシア側も「現在アメリカ側と首脳会談の具体的な条件と開催場所の調整を開始しています」と話した。アメリカとロシアの首脳が対面で会談するのは約4年ぶり。トップが直接顔を合わせることで停戦への糸口を見出すことが出来るのか。ニューヨーク・タイムズは米ロ首脳会談の後、ウクライナのゼレンスキー大統領を交えた3者会談も計画していると報じた。ロシアメディアによると、ゼレンスキーが出席するには条件が必要で、プーチンは「まだ遠い先のことだ」と述べたという。アメリカとロシアの思惑が工作する中、ゼレンスキーは「最も重要なのはロシアがウクライナやアメリカを欺かないようにすること」と話した。トランプはきょうを期限にロシアが停戦に応じなければ追加制裁を課すとして原子力潜水艦の派遣を支持するなど圧力を強めていた。