日本が使う石油の94%は中東からの輸入。新たな調達先と期待されるのがアラスカだ。日米首脳会談で、石油の供給が約束されるのではとの期待もあったが、合意や決定はなくお願いに留まった。また、アラスカの石油の供給能力には限界があると専門家は指摘する。中東からの原油の輸入量は1日あたり約230万バレル。しかし、アラスカの生産能力は1日40万バレル程度。そのほとんどはアメリカ国内で使用され、輸出の余力はないという。さらに、専門家は「投資決定から原油の算出まで半年ほどかかり、足元の原油不足に手当てするのとはちょっと違う」とも指摘した。
