約5か月ぶりに再会した高市総理とトランプ大統領。日米首脳会談の冒頭30分が公開された。高市総理は「世界の安全保障」へ話を広げ「世界中に平和と繁栄をもたらせるのはドナルドだけだと思っています」と発言。ホルムズ海峡への艦船派遣をめぐって「同盟国は協力すべき」と主張していたトランプ大統領は日本について記者団から問われると「日本は本当にしっかり責任を果たそうとしていると思う。NATOとは違って」と話した。同時に日本側へ支援のさらなるステップアップを強く要求。日本の記者からイランへの攻撃を同盟国へ知らせず奇襲したのはなぜかと問われたトランプ大統領は「(日本も)真珠湾攻撃について知らせてくれなかったじゃないか」と回答。ニューヨーク・タイムズはこれについて「真珠湾攻撃をジョークにした」と報道した。会談では訪中を控えたトランプ大統領から高市総理へ現在の日中関係を説明してほしいとの要請も。総理は「(日本側は)対話はオープンにしている。冷静に対応している」と説明。アメリカ側の発表によると中国と台湾をめぐる問題について「両首脳はいかなる一方的な現状変更の試みにも反対」との認識で一致したとのこと。会談終了後、高市総理はホルムズ海峡への自衛隊の派遣要求に関して「機微なやりとりがあった」としたうえで「日本の法律の範囲内でできることとできないことがございますのでこれについては詳細にきっちりと説明をいたしました」と語った。日米両政府は対米投資第2弾についても合意。日立製作所とアメリカ企業による合弁会社が小型原子炉を建設することなどが合意文書に盛り込まれた。投資規模は最大で11兆5000億円となる。会談後の夕食会にはソフトバンクグループの孫正義会長やグーグルのピチャイCEOなどが出席。高市総理はスピーチで「日本とアメリカ、ともに強く豊かになろう」と呼びかけた。
